大陸から間近で非日常な島

松島(まつしま)は、長崎県西海市に属し長崎県の西彼杵半島の西1km沖の五島灘に浮かぶ島です。
対岸は幅1kmほどの松島水道を挟んで瀬戸港の目の前になり、大陸とのアクセスは抜群です。島の北側に小さな入り江が多く、輪郭は円形に近い島です。最高峰は島の中央部にある遠見山(標高217m)で対岸からでもよく見えます。「松島」の名は、マツ林に覆われ人家もないという往時の景観が由来となっています。

捕鯨と炭鉱で栄えた自然豊かな島

江戸時代頃から松島では捕鯨と炭鉱が盛んでした。
深沢与五郎が平島から来島し、西泊を捕鯨基地とし、以後西泊は松島水道を往来するクジラを漁獲する基地として栄え、現在の松島漁業に発展していきました。
島の北西部の串島(現在は発電所敷地内)では石炭採掘が開始され、続いてビン島でも採炭が行われました。その後、松島炭鉱株式会社(現・三井松島産業)が設立され島の石炭産業が最盛期を迎え島の人口は13,000人も達しました。
その後時代の流れとともに人口の流出が進んでいますが、昔からある自然は残り、アクセスがしやすい、非日常が楽しめる島となっています。1度来たら帰りたくない松島に是非来られてはいかがでしょうか?

松島へのアクセス

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